ニコニコ動画 東京電力のエース

福島原発の件についての東京電力及び原子力保安院の記者会見は連日、ニコニコ生放送で中継されてます。ほぼ毎日、しかも1〜3回会見している。ということは、記者会見に登場する方はニコラジのやまだひさし並の頻度で登場していることになります
こうなると記者会見の中身だけではなく、登場人物に注目するコメントも出てきます。僕は東京電力の記者会見しか追いかけてませんが社員にあだ名をつけ始めるわけです。マッキー、テル、スーさん、よろしゅう、そして一番人気のエース
東電エースの人とは (トウデンエースノヒトとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
登場時のプチ弾幕に始まり、"やはりエースは分かりやすい”という評価、そして体調を気遣うコメントなどがあったりします(#ace_neroのコメントが流れたことも)。こういうのを不謹慎と思う人がいるかもしれません。僕は思いませんが。それはそれとして置いておいて、これって一種のコミュニティ効果だよなあと思ったわけです
ひとつは「ニコニコ生放送としてのコミュニティ」。ユーザー生であれ、公式生であれレギュラー化し積み重ねていくと、その参加者にのみ通じる文化、つまりお約束が生まれます。東電の記者会見はほぼ毎日行われており数万人の人が見ている。内容はともかく動員力だけで言えば公式生ではトップクラスです。当然、毎日見ている人も相当数いると思われます。東京電力の会見が始まって2週間程度。既にコミュニティ文化が生まれつつある
もうひとつは「学生的コミュニティ」。ツイッターである人が「東電の記者会見って学校のクラスみたいな感じだよね。先生のあだ名つけるみたいな」というようなことを言ってました。なるほど、確かにそのとおり。学生の頃は先生にあだ名をつけて、あの先生はどう、この先生はどうなどと言ってました。先生と生徒という毎日、顔を合わせるけど距離のある関係。この関係に視聴者と東電社員の関係は似てないこともない
結論:ニコ厨はどんなことでもやっぱりニコ厨