秋葉原連続殺傷犯がツイッターを使っていれば事件は起こらなかったのではないか

秋葉原歩行者天国が再開されました。あの無差別殺傷事件から2年7ヶ月ぶりだそうです
http://news.nicovideo.jp/watch/nw24968
そしてニコニコ生放送で1月25日(火)の東京地裁での検察側の論告求刑の日に秋葉原事件の特集が行われます
ニコ生スペシャル『秋葉原事件とは何だったのか?~1・25論告求刑を受けて~』 - 2011/01/25 21:00開始 - ニコニコ生放送
僕はかつてツイッターでこうつぶやいたことがあります
秋葉原の彼の頃にツイッターがあったら、犯罪予告をした時に掲示板のように煽られることもなかっただろう。逆に誰かが止めてくれるかもしれない。”ばかなことはやめましょうよ”そのリプライで暴走が止まったかもしれない
この気持ちは今も変わりません。そして彼の公判記録を見てみました。すると彼がツイッターをやっていたら、そもそも事件を起こすことすら思わなかったのではないか?というように思えるようになりました
まず彼の公判記録から彼と掲示板の付き合い方がどうであったかを箇条書きにします(彼のネットとの関係は16、17回公判記録で述べられてます)
http://shadow9.seesaa.net/article/157591293.html
http://shadow9.seesaa.net/article/157823655.html
・彼は2ちゃんねるではなく数十人程度の掲示板を転々と利用していた。これは常連達との居心地のよい空間を求めたため(彼は2ちゃんねるを大学、自分の使っていた掲示板を高校のクラスに例えている)
・話題は「何でもあり」で多岐にわたる。そのためにスレ立てを連発することもある。そして自虐ネタを連発することが多かったようである
・自分のネタ投稿にレスがあると嬉しかった。おもしろいやつと思われたかったとも述べている
・リアルの世界に友達がいなかったわけではない。しかし掲示版が自分に大切な場所であった。掲示版を”同じ場所を共有している人同士のやりとりであり(住人は)私の部屋に遊びに来てくれる人のような感覚”と評している

僕は彼のことを2ちゃんねるによくいる「場の雰囲気を読まず、他人の話も聞かず、ただただ自己主張の強いコテハン」のたぐいかと思ってました。しかしながら彼はツイッターでのネタクラスタに近い。「赤ファボを狙ったツイートがファボ無しだった時の悲しみを誰かガンダムに例えてくれないか?」くらいのことは言いそうな人物のような気がします。彼のネットの使い方ならツイッターの方が向いている
さて彼がなぜあの凶行に及んだのでしょう?そこにもまたあの頃にツイッターがあったら。。。と思えることがあるのです(次へ)